業務システム開発
道場・大会運営システム「SAMS」
大会の申込受付から組み合わせ、当日の進行、賞状の印刷、来場者向けの観戦ページまで。空手の大会運営を、ひとつのシステムにまとめました。
←実績一覧へ戻る大会への遠征に欠かせない高速道路をデザインの手本にしました。
迷わず目的地へ導く案内標識のように、運営する人にも、参加する人にも、観に来た人にも、迷わず使えるシステムを目指しています。
開発者自身が大会の運営に携わっているため、当日の細かな運用の変化にもその場に合わせて対応できます。
運営の現場を知る担当者がつくった、大会運営システムです。
課題・作ったもの・成果
課題
会員情報、出席、大会の組み合わせ、帳票作成など、教室の運営には毎週・毎大会くり返し発生する事務作業があります。
作ったもの
会員情報、出席管理、トーナメント作成を扱うシステムを開発し、Excel・Wordとの連携も組み込みました。組み合わせでは、選手の情報から相対的な指標を算出し、担当者のマッチング作業を支援します。
成果
1大会あたり約5人日かかっていたマッチング作業を、約1人日へ短縮しました。
- 1大会あたりのマッチング作業
- 約5人日→から約1人日へ
背景
教室の運営では、会員名簿の更新、出席確認、大会の申込受付、組み合わせ作成、当日の進行、帳票の作成が毎回発生します。担当者が代わると手順が引き継がれず、同じ情報を別の表にもう一度入力することもありました。
ひとつのシステムでできること
大会前
- 申込書の取り込み(スマートフォンで撮影して読み取る)
- 選手・道場の登録
- 対戦組み合わせの作成
- ゼッケンの採番
- 道場別の送付書類と駐車許可証の印刷
大会当日
- 受付(欠場の記録)
- 試合順の管理と勝敗の入力
- 選手の呼び出しと結果の読み上げ
- 来場者向けの観戦ページ
作ったもの
会員情報、出席管理、大会運営を1つのシステムにまとめました。
出席
会員証を読み取るか会員IDを入力するだけで受け付けます。時間枠ごとに定刻を設定しておくと、それを過ぎた受付は自動で遅刻として記録されます。紙の控えから後でまとめて登録する画面も用意しました。1日分の記録は一覧で確認でき、CSVで書き出せます。
大会の組み合わせ
選手の情報から相対的な指標を算出し、対戦組合せ図として配置します。同じ所属の選手が早い段階で当たる場合は画面上で警告し、担当者が図を見ながら調整して確定します。
当日の進行
コートの担当者はトーナメント表を見ながら進行します。試合番号を押すと結果入力の画面が開き、旗の本数と勝ち方を選んで確定すると、勝ち上がりと観戦ページに反映されます。選手の呼び出しも同じ画面から行えます。確定済みの結果を誤って取り消せないようにしています。
観戦ページ
来場者がスマートフォンで大会の進み具合を見られる公開ページです。会場に貼ったQRコードから開き、アプリの導入や登録は要りません。ゼッケン番号・名前・道場名で選手を探して★で登録しておくと、出番まであと何試合かが色分けで表示されます。トーナメントの勝ち上がりや、コートごとの進み具合も確かめられます。
画面に表示されている氏名・所属名は、すべて検証用の架空データです。
現在
会員情報とメール配信先の二重管理、予定表PDFの手作業、Wordからの変換、配信の仕組みについては、まとめ直しを進めています。
基本構成の図を見る会員管理・出席・大会運営をひとつにまとめる
基本構成
会員管理・出席・大会運営をひとつにまとめる
担当者が代わっても手順が引き継がれるよう、入力する場所と確認する場所をひとつにまとめています。
同じ情報を別の表へ入力し直す作業をなくすことが目的です。